住宅の耐久性能

住まいの寿命はどれぐらいでしょう。一番耐用年数が長いとされるのは鉄筋コンクリート構造で、およそ60年と言われていますが、木造軸組工法や木造枠組工法の2×4、プレハブも耐久性を上げ、メンテナンスをしっかり行えば遜色はありません。
耐久性を左右する最大の要因は「湿気」であり、木造のみでなく鉄骨や鉄筋コンクリート造においても、雨漏りや結露は住まいの天敵。

構造体が湿気に害されると、木造は腐ったり、鉄骨造や鉄筋コンクリート造は錆び、著しく構造の安全性が損なわれてしまいます。

耐久性能の基礎知識

●木材の劣化を防ぐには?

腐朽菌の生育条件

優れた特性を持つ「木」は、ソリやたわみ、やせと言った経年変化が生じます。これは木材の中に含まれている水分に起因しています。
経年変化を防止するためには、含水率が低く、強度の高い木材を用いることが大切です。

自然素材である「木」は、腐朽したり、シロアリの害を受けることがあります。
木材が腐るのは腐朽菌によるものです。腐朽菌が生育する条件は「酸素・水分・適度な温度・栄養分」なので、この4条件のどれか1つが欠ければ腐朽は起こりません。
含水率で言えば20%以下ならば腐りません。また シロアリについても、シロアリが好む温度や湿気、栄養分のいずれかを断ち、必要な箇所に防蟻処理を施せばシロアリの害を防ぐことが出来ます。


このように建物の構造材である木材の劣化を防ぐには、「水分」・「湿気」への対策が重要なポイントとなります。

■ 含水率が低く、耐湿性に優れ、耐蟻性の高い部材を用いる。
■ 湿気侵入を防止し、仮に侵入してもそれを排除する。

建物の劣化を防ぐには?


地面からの湿気を防ぐベタ基礎を採用

ベタ基礎の防湿効果

床下の湿気は、建物の耐久性を著しく損なう原因となります。防湿対策を施していない地面からは、1u当たり1時間で10g以上の水蒸気が発生していると言われています。

基礎の形式には、布基礎・べた基礎と有りますが、地面からの湿気を防ぐ意味でもベタ基礎をお勧めいたします。尚 地盤がしっかりしている場合に採用する布基礎の場合は、床下全面に防湿コンクリート(ワイヤーメッシュ入り)厚み60o以上を設けて防湿対策を施しましょう。


●耐湿性に優れた樹種を採用

耐久性に優れた樹種

構造材の中でも地面に近い土台には、強度に優れ湿気に強い樹種を採用することが重要です。

JAS規定で定められている耐久性区分D1のヒバは、耐腐朽性も高く白蟻に対する抵抗性が強く土台に適した木材です。
 集成材を採用する場合は、土台や外部に面する柱には使用環境1の集成材を使用する事や、無垢材の場合は乾燥材(含水率20%以下)を使用することで耐久性UPにつながります。

土台ヒバ

通気を十分に行う



通気システム

木材の大敵である湿気を排除するために、床下・外壁・屋根裏の通気を十分に行う必要があります。

床下換気口

従前の床下換気口は、床下の隅に空気が滞留し湿気が排出されにくいが、基礎パッキン工法は、基礎に開口部を開ける必要がなく、構造の耐震性も上がり、土台下全周より空気が流れ湿気を滞留させない。

基礎パッキン

外壁通気工法

外壁通気層を設けることで、壁体内の湿気が通気シートより排出され、構造材や下地材など木材の腐朽を防ぎます。
参考:サイディング通気工法

小屋裏換気

軒裏や外壁の下部から入った湿気を屋外に放出させるため、屋根には排気効率の良い棟換気を設け、屋根形状が切妻の場合は妻部外壁面にも妻換気口を設置して、小屋裏の換気効率を図るようにしましょう。
必要な小屋裏換気口の大きさは、公庫基準にて規定されている有効面積以上を確保するようにして下さい。

小屋裏換気口の有効面積はこちらをご覧下さい。

屋根下地はゴムアスファルトルーフィングで!

ゴムアスファルト

屋根の下地には、雨水が建物内部に入らないようにアフファルトルーフィングを施工しますが、屋根の仕上げ材を止めるための釘が、アスファルトルーフィングを貫通し雨水浸入の恐れがあります。
屋根下地には、折り曲げや釘穴シール性に優れた防水効果の高いゴムアスファルトルーフィングをお勧めいたします。

耐久性能基準

●耐久性能等級と住宅金融公庫仕様の比較表

耐久性能等級の比較表
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